性器ヘルペス

感染しても80~90%の人はすぐには症状が現れません。
再発も多く、症状がない間に他の方に感染させる場合も。

単純ヘルペスウイルス(herpes simplex ciruns:HSV)1型もしくは2型の感染によって、性器に浅い潰瘍や水疱が生じる疾患です。HSVは性器にいちど感染した後、神経を伝わって神経節に潜伏し、再発を繰り返します。

このような症状がある方

  • 陰部に違和感がある
  • 発熱・頭痛や倦怠感がある
  • かゆみがある
  • 激しい痛みがある
  • 歩行困難になっている
  • 排尿困難や排尿痛がある
  • 口内炎や咽頭炎がある
  • 性器に潰瘍ができている
  • 足のつけ根のリンパ節の腫れがある
  • 性器に発赤・水疱・びらんができている

性器ヘルペスの特徴

初感染の時に症状が強く、再感染の時には弱いことが多いです。
感染しても無症状であることや、症状が性器に現れずに気づかれないこともあるため感染が広がりやすいです。

抗ヘルペスウイルス薬は、増殖しているウイルスの増殖を抑えることで、症状が早く改善します。しかしウイルスを完全に殺せるわけではなく、残ったウイルスが再発の原因になります。

A 初発

  1 初感染初発
初めてウイルス感染した時に症状が出た場合です。
外陰部や口からウイルスを放出しているパートナーとのセックスで感染します。2ー10日の潜伏期の後に、性器にかゆみや違和感とともに水疱が出現し、その後水疱が破けて潰瘍になると痛みもあります。1週間程度で症状はピークとなり、その後軽快します。
  2 非初感染初発
感染した時には症状があらわれず、時間が経ってから出現することです。症状が弱いことが多いです。

B 再発

再発を繰り返すことがありますが、2型でより再発することがわかっています。初感染よりも症状は弱く1週間以内に改善することが多いです。

診断方法

外陰部に浅い潰瘍や水疱を認める場合にはそこにウイルスがいるかどうか調べます。採血で抗体がいるかどうかを調べることで、ヘルペスウイルスが体内にいるかどうかを確認することもできます。

治療方法

Doctor's Voice

抗ヘルペスウイルス治療薬を使用します。上述の通りウイルスを体内から消し去ることはできませんが、ウイルスの増殖が抑えられるため症状は早く改善します。

AGクリニック院長乙供医師

AGクリニック院長  乙供医師

  再発を繰り返す方
症状の出る数日前に陰部にチクチクするなどの前駆症状を感じることがあります。
実はこの時からウイルスは排出しており、パートナーにうつす可能性があるので、この時に治療薬を飲む必要があるのですが、多忙なために病院をすぐに受診できないケースも多いです。
  事前に薬を受け取っておく
現在では事前に治療薬を病院で受け取っておいて、前駆症状がでたらすぐに内服するPIT(Patient initiated therapy)と呼ばれる方法が普及してきました。

治療の流れ
FLOW

STEP.1  来院

来院風景画像

まず完全個室の診察室にご案内いたします。保険診療が可能な内容の場合は保険証の提示が必要です。
その後、カルテ作成に必要な情報をご記載いただきます。内容をもとにすぐにカルテを作成いたします。
お飲物を飲みながらリラックスしてお待ちください。

STEP.2  カウンセリング

性感染症性器ヘルペスカウンセリング風景画像

保険診療で扱えない検査がいくつかありますが、このときにご説明いたします。 ・症状はいつからあるのか? ・どのような症状なのか? ・これまで性感染症にかかったことはあるのか? ・現在特定のパートナーがいて、感染させている可能性がありそうか?このような内容を確認させていただきます。

STEP.3  診察・治療

性感染症性器ヘルペス診察・治療風景画像

診察は処置室に移動して、プライバシーが完全に確保された個室で行いますので、他の方に見られることはありません。採血検体の採取や焼灼処置もこの部屋で行います。尿検査はトイレでご自身で採取していただきます。点滴治療が必要な場合もこちらのベッドに横になったままリラックスして受けられます。

STEP.4  薬のお渡し

性感染症性器ヘルペス、薬のお渡し風景画像

保険診療の場合でも、診察上感染が明らかな場合には同日治療薬を処方いたします。
性感染症治療薬は殆どは院内処方で対応できますので、薬局による必要はありません。

STEP.5  終了〜帰宅

終了〜帰宅風景画像

すべて終了しましたら、そのままご帰宅いただけます。
変わったことや、ご不安なことがありましたら、いつでも遠慮なくお問い合わせくださいませ。

Doctor's Voice

性感染症は相談しにくく、不安も大きいと思います。男性スタッフのみでやっているクリニックです。プライバシーにもしっかり配慮して診察を行なっておりますので、相談しやすいと思います。
症状が出ている性感染症であれば、保険対応が可能なことが多いですが、尿道炎のマイコプラズマ・ジェニタリウムやウレアプラズマのように感染が増えていても保険未対応な疾患もあります。自費も含めて各種検査・治療に対応いたしますのでお気軽にご相談ください。

AGクリニック院長乙供医師

AGクリニック院長  乙供医師

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