性器クラミジア感染症、クラミジア(Chlamydia trachomatis)は淋菌と同様セックスで感染し、尿道炎や精巣上体炎の原因となります。淋菌とは異なり無症状もしくは症状が弱いことが多いため、気づかれずに感染が広がる可能性があります。尿検査で診断します。
クラミジア感染症
世界でも日本でも最も多い性感染症(STD)です。
症状が軽いため、知らないうちに
大事な人に感染させている可能性も。
このような症状がある方
- 陰部に不快感がある
- 少量の分泌物がでる
- 陰部に軽いかゆみがある
- 排尿痛がある
- 性行為時、少し痛みがある
- 尿道炎かも…
- 副睾丸の腫れがある
a )尿道炎
感染後1ー3週間の潜伏期ののちに軽い排尿痛と透明な膿が尿道から出てくるのが主な症状ですが、発症後も無症状のこともあります。
b )精巣上体炎
陰嚢の腫れや熱が出ますが、細菌や淋菌が原因のものと比べて症状は軽いことが多いです。
c )咽頭感染
オーラルセックスで感染します。症状はでないか、あっても軽いことが多いです。淋菌と比べると喉に感染することは多くありません。
治療方法
Doctor's Voice
抗菌薬を内服することで治療します。
一度の内服で治ることがほとんどですが、徐々に効果のでないクラミジアが増えてきています。
AGクリニック院長 乙供医師
治療の流れ
FLOW
STEP.1 来院
まず完全個室の診察室にご案内いたします。保険診療が可能な内容の場合は保険証の提示が必要です。
その後、カルテ作成に必要な情報をご記載いただきます。内容をもとにすぐにカルテを作成いたします。
お飲物を飲みながらリラックスしてお待ちください。
STEP.2 カウンセリング
保険診療で扱えない検査がいくつかありますが、このときにご説明いたします。 ・症状はいつからあるのか? ・どのような症状なのか? ・これまで性感染症にかかったことはあるのか? ・現在特定のパートナーがいて、感染させている可能性がありそうか?このような内容を確認させていただきます。
STEP.3 診察・治療
診察は処置室に移動して、プライバシーが完全に確保された個室で行いますので、他の方に見られることはありません。採血検体の採取や焼灼処置もこの部屋で行います。尿検査はトイレでご自身で採取していただきます。点滴治療が必要な場合もこちらのベッドに横になったままリラックスして受けられます。
STEP.4 薬のお渡し
保険診療の場合でも、診察上感染が明らかな場合には同日治療薬を処方いたします。
性感染症治療薬は殆どは院内処方で対応できますので、薬局による必要はありません。
STEP.5 終了〜帰宅
すべて終了しましたら、そのままご帰宅いただけます。
変わったことや、ご不安なことがありましたら、いつでも遠慮なくお問い合わせくださいませ。
Doctor's Voice
性感染症は相談しにくく、不安も大きいと思います。男性スタッフのみでやっているクリニックです。プライバシーにもしっかり配慮して診察を行なっておりますので、相談しやすいと思います。
症状が出ている性感染症であれば、保険対応が可能なことが多いですが、尿道炎のマイコプラズマ・ジェニタリウムやウレアプラズマのように感染が増えていても保険未対応な疾患もあります。自費も含めて各種検査・治療に対応いたしますのでお気軽にご相談ください。
AGクリニック院長 乙供医師
クラミジア感染症検査 料金一覧(税込み)
- 咽頭クラミジア検査
- 6,490円
- 咽頭淋菌クラミジア検査
- 11,000円
- 尿道クラミジア検査
- 6,490円
- 尿道淋菌クラミジア検査
- 11,000円
- クラミジアの治療
- 8,800円
- 咽頭尿道マイコウレアセット
- 15,400円
- 尿道炎治療フルコース(失敗時再治療1回含)
- 22,000円
- 無症状セット(HIV・梅毒・尿道クラミジア・咽頭淋クラ)
- 33,000円
- DOXY PEPドキシペップ前検査(咽頭尿道淋菌クラミジア・梅毒)
- 22,000円
- DOXY PEPドキシペップ5回分
- 6,600円
- DOXY PEPドキシペップ10回分
- 9,900円