肥満による影響として、内臓の加齢を早めるほか男性ホルモンの分泌低下やEDなどの性機能障害が起きやすくなるといった報告があります。健康的なダイエットは、健やかな見た目が叶うだけではなくQOL(生活の質)を高めることに直結するのです。
とはいえ一般的に、ダイエットは手軽に行うことが難しく、長続きしない、せっかく痩せたと思ってもリバウンドしてしまった…などの声を実際多く耳にします。

過去にダイエットに失敗した経験がおありの方やこれからダイエットを始めてみようとお考えの方、医療薬品やサプリメントの力を借りることを検討してみてはいかがでしょうか。
当クリニックでは、医師の処方によるダイエット薬で、安全に健康的な身体を目指すことが可能です。

このような方に
おすすめです

  • 運動でのダイエットが苦手
  • ダイエットに何回も失敗している
  • リバウンドをしたことがある
  • 食事制限をあまりしたくない
  • 部分的ではなく全体的に引き締めたい
  • 脂肪吸引などの手術はしたくない

GLP-1

GLP-1

「GLP-1ダイエット」という言葉を耳にしたことがある方も多いかと思います。
食事をして腸管が膨らむと、腸壁からインクレチンというホルモンが分泌されます。このホルモンが脳に届き満腹中枢が刺激されると満腹感が出現するため、それ以上食べられなくなるのです。GLP-1はこのホルモンの一部とお考えください。効果が長引く調整がなされており、1日1回もしくは週に1回使用することで丸一日中食欲が抑制されます。イメージとして例えるなら、常に腹6分目という感覚になります。
糖尿病治療用の薬剤で、膵臓からのインスリン分泌を促すことで血糖値の急激な上昇を速やかに沈静化させます。そのため、脂質を過剰に体内に取り込むことを防ぐことができます。
近年、1日3食ではなく一定時間内臓を休めるために断食の時間を設けるダイエットが注目されていますが、このようなダイエットの際にも空腹と戦う必要がなくなりますので、かなり楽に行うことができるようになります。

ご注意点
導入時、身体が慣れるまで胃部不快感や便秘などの消化器症状が出ることがあります。
増量は1週間に一度、少しずつ増やすことで負担を減らすことができますが、強い症状が治まらない場合は休止してご相談ください。
糖尿病治療薬などの血糖低下作用の高まる治療薬を使用している場合は低血糖発作を起こす可能性があるので使用をおすすめしません。

ゼニカル120mg

ゼニカル120mg

海外では肥満治療薬として認可されている内服薬です。脂っこいものを食べたとき、脂質はリパーゼという消化酵素の働きで分解・吸収されます。ゼニカルは、このリパーゼの働きを抑制するので、腸は脂質を吸収することができなくなります。吸収できなかった脂がそのまま便と共に体外に排出されるので、脂っこい食事をたっぷり摂ったとしても、あたかも低脂質の食生活をしているかのごとくカロリー摂取を抑えることができます。
ダイエットには様々な方法がありますが、糖質よりも脂質を制限したい方にはとても良い選択肢です。脂質の多い食事を摂ったときのみ内服するという選択ができるのも便利です。

ご注意点
吸収されなかった脂が全て便と一緒に出るため、トイレが頻回になったり、感覚として下痢をしているように感じたりする場合があります。
また、脂質にはオメガ3など身体にとって必要な脂質もありますので、毎食で薬を内服することはおすすめしません。ビタミンA,D,E,Kのような脂溶性ビタミンの不足につながることもありますので、医師の説明を受けてから服用を開始してください。

BBX PLUS
(Brain Boosting Comple X)

BBX PLUS(Brain Boosting Comple X)

タイ国にてFDA承認されているダイエットサプリメントです。ストレスホルモンであるコルチゾールは朝方最も高く、夜間はピーク時の10%まで分泌が減少します。ストレスの多い生活をしていると夜間の分泌量が増えてしまい、高コルチゾール状態が持続すると満腹感の異常や脂肪の蓄積が進むために食欲が増加したり痩せづらくなったりと体重増加をもたらします。BBXにはバランスの取れたコルチゾール分泌コントロール作用があります。
ゼニカルよりも使用感がマイルドなのでゼニカルを試した後にこちらを選ばれる方も多いです。

ご注意点
服用初期の下痢、虚脱感などが見られる場合があります。