男性更年期治療
女性特有のものと思われがちな更年期障害ですが、性別に関わらず男性にも起こります。
長い間、更年期障害とは女性特有の症候群と考えられていましたが、近年男性にも認められることが判ってきました。
男性更年期障害は加齢に伴う男性ホルモンの低下と密接な関係があり、加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群/ロー症候群)とも呼ばれています。
加齢と共に男性ホルモンはなだらかに低下するため、いつなるのか、どの程度で症状が現れるかには個人差があり、日常の不調と似ているため気付きにくいのが特徴です。
一般的には50歳代で症状が現われることが多いとされていますが、仕事などで過度のストレスが加わったり生活習慣が不規則だったりすると40歳代でも更年期と診断される場合もあります。
このような場合は
ご相談ください
- 疲れやすくなった
- ほてり・のぼせ・多汗がある
- 不眠に悩んでいる
- 不安感・寂しさを感じる
- 性欲低下・勃起力が減退した
上記のような症状がある方は、男性更年期の可能性があります。
男性ホルモンが若い頃と比べて下がっているのであれば、男性ホルモンを補充する治療によって症状を改善することができます。
銀座銀クリニックで行う
男性更年期治療
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- ホルモン注射
- 男性ホルモンであるテストステロンを注射によって即時高める作用があり、効果を実感しやすく、改善に合わせて投与量を調整しやすいのがメリットです。
漫然と使っていると、男性ホルモンを自分で分泌する能力が下がってしまうことがありますので、医師による注意深い観察が必要です。
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- テストステロンクリーム
(アンドロフォルテクリーム) - 塗り薬は血中濃度の維持目的で使用されます。塗布により外からホルモンを補充する治療方法です。 日本では1%製剤のみ認可を受けておりますが、血中濃度を保つには濃度が薄いため、当クリニックでは5%のクリームであるアンドロフォルテをご用意しております(アンドロフォルテクリームは日本では処方医薬品として認可されていない塗布薬です)。
- テストステロンクリーム
男性更年期診療の流れ
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- STEP1.予約
- 当クリニックは予約優先制で診察を行なっております。待ち時間の少ないご受診のために、お電話またはご予約専用サイトよりご予約ください。
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- STEP2.受付
- 受付を済ませたら、完全個室の診察室にご案内いたします。診察室内にて、カルテ作成に必要な問診表の記載をしていただきます。
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- STEP3.問診
- 問診では男性ホルモン低下の症状がないか、性機能が低下していないか、前立腺肥大症などによる排尿機能が低下していないかを確認します。
持病の有無を確認し、男性ホルモン補充療法を行うことができるかどうかを確認します。
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- STEP4.診察(採血)
- 男性ホルモン低下の原因を探ると同時に、糖代謝・肝機能・腎機能に問題がないかを調べるために、採血をおこないます。
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- STEP5.診察(触診)
- 前立腺肥大症の確認や癌がないかなど、前立腺を触って確認します。
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- STEP6.治療
- 検査結果を確認した上で問題がなければ、男性ホルモン補充治療を開始します。
筋肉注射で直接注入する方法と、クリームを塗布することにより皮膚表面から浸透させる方法があります。
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- STEP7.薬のお渡し
- 男性ホルモンクリームが必要な方にはそのまま院内でお渡しいたします。
これまで、男性更年期障害はあまり認知されておらず“歳のせい“として済まされてしまうことも多くありました。ですが、きちんと医学的に治療することによって若い頃の気力とエネルギーを取り戻し、QOL(生活の質)を上げることが可能です。 勃起障害やうつ症状など特定の症状に心当たりのある方は、お気軽にご相談にお越しください。