陰茎海綿体注射は持続勃起に注意!

ED治療

院長の太郎です。

久しぶりに持続勃起症になってしまったので注意喚起させていただきます悲

持続勃起症とは、4時間を超えて勃起が続いている状態を指します。
多くの皆さんはイメージしにくいと思います。
射精したり、セックスをやめれば勃起も落ち着くのが普通ですから、、

それでも生まれついてなりやすい赤血球の形を持っている方や、白血病などでは起こることもあります。

今回注意させていただくのは、陰茎海綿体注射に伴う持続勃起症についてです。

陰茎海綿体注射とは、なかなか勃起するのが難しい方で内服薬が効かない方・内服を禁止されている方で次におこなう治療法です。
海綿体に血管を拡張させる薬剤を注射することで勃起を誘発します。一度薬を入れると自分の意志とは関わらずに勃起が始まり、薬剤が完全に分解されるまで勃起が持続するのが特徴です。

必要以上の薬剤を注射してしまうと、4時間を超える持続勃起が起こる可能性があります。

当院ではそれを踏まえて、導入のときにかなり少なめから開始しておりますので多くの方は持続勃起になることはないのですが、それでも最初の少ない導入量でさえ持続勃起になってしまう方もまれにおります。

本当にこの治療は最初の容量調整がキモです。

今回、新しい注射液を調整したためにお試しで自分に注射しました。実は以前も容量調整しているときに自分に打って持続勃起になった苦い経験があったので、少なめの量で試したのですが、新しい調整液はかなり効果があったのかみごとに収まらなくなってしまいました。。。

持続勃起時の特徴は4時間以上過ぎても勃起していることですが、症状は痛みです。酸素が陰茎に届かなくなるための酸欠の痛みで、かなり辛いです。
4時間を過ぎたところで治療が必要と判断しましたが、途中休憩も含めたら3時間位処置をしていました。。。ペニスから酸素の足りなくなっている血液を抜く処置を行うのですが、今回はかなり抜けにくくて時間がかかりました。
自宅で夜中に陰茎に針を刺して黙々と血を抜いている姿はとてもシュールだったと思います笑
その様子を写真でお見せしたいところですが、場面が場面なので画像は出せずに文章のみになります笑すみません笑

3時間後にやっと自分のペニスがしおれたときは本当にホッとしました。。笑

陰茎海綿体注射はとても良い治療法ですが、最初にご自身にあっている薬液量を決定するのがとても重要です。決まってしまえばいつでも決まった時間・決まった硬度を期待できる治療になりますので安心感がどでかいです。

最初の数回は容量調整になるかもしれませんが、とても良い治療方法です。内服治療薬が使えない方、反応が弱い方はお気軽に陰茎海綿体注射をご相談ください😁

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