細胞上清液陰茎海綿体注射体験

2020/11/07

院長の太郎です

幹細胞上清液というものがあります。

脂肪幹細胞を培養して、増やした幹細胞を静脈注射する治療が一時期流行ったことがあります。
幹細胞は体の炎症部位に集まって炎症を抑える作用があるため、全身の慢性炎症を鎮めて様々な治療効果を期待する方法です。

大量の細胞が血管内に入ることで、細い血管が閉塞するトラブルが生じることが報告され、現在では以前のようにはさまざまなクリニックでは行われていないと思います。

それに変わって出てきているのが細胞上清液です。

幹細胞を培養している時の上澄み液で、細胞は除外しているので先程の血管閉塞のリスクがありません。

また幹細胞が増える過程で上清にも各種成長因子が含まれるために、これらが様々な治療効果を示すのを期待されています。

今回はその中で血管成長因子に期待して、陰茎海綿体に注射する治療を自分にやってみました

1ヶ月あけて2回行い、その効果として感じたことをお話してみます。

血管造成因子に期待しているのは下記のとおりです。
・海綿体造成による勃起能力の改善
・萎縮した海綿体の弾力性回復・新規新生血管による勃起能力の改善

実際にこの治療を行っているクリニックの先生の所に勉強に伺ったときには、患者さんの満足度は非常に高く、勃起能の回復のほか、勃起時の全長が大きくなったとおっしゃる方もいらっしゃったとのことでした。

自分が現在感じているのはED治療薬の効果がやたら良くなったことです。
ED治療薬を内服しないでセックスに望むことは勇気がでないので試していませんが笑
少なくともED内服薬をつかってもじゅうぶんな勃起が起こらないこともあった自分にとっては驚きでした。

1回目の海綿体注射をしたときには実際そのことを忘れていて、その後3日目くらいにセックスしたときになんだかやたらと勃起しているし気持ちいいなあ、くらいに不思議に思っていたくらいでした。

後ほど思い返してみると、そういえば3日前に注射していたな・・と笑

自分で忘れていて効果を感じていたのでプラセボではなかったです

もちろんまだ自分一人、しかも2回しか打っていないので確実に皆さんに効果がでる、といえるものではないです。

もうすこし自分で実体験を重ねていきます。

またご報告いたします!よろしくお願いいたします。