包茎のデメリット9選|ダサい?恥ずかしい?包茎のメリットも紹介します

2023/01/06

日本人男性の約8割が包茎と言われています。包茎を治療せずに放置するデメリットは多く、さまざまな場面で不都合が生じる可能性があるため注意が必要です。本記事では、包茎のデメリットとメリットをご紹介します。

包茎のデメリット9選

医師が説明する様子

軽い包茎のデメリットは、以下の7点です。

<包茎のデメリット>

  • 臭いの原因になる
  • 早漏になりやすい亀頭が過敏である
  • 炎症を起こしやすい
  • 性感染症になりやすい
  • 尿が飛び散りやすい
  • 女性の膣炎を
  • コンプレックスになる

それぞれ詳しく解説します。

臭いの原因になる

包茎は包皮を被っていることから恥垢が溜まりやすく、蒸れによって細菌が繁殖しやすいので臭いの原因になります。入浴時などに臭いを感じやすいほか、パートナーに不快な思いをさせるリスクがある点に注意しましょう。

亀頭が過敏である

包茎の方の場合、普段は亀頭の敏感な部分が包皮によって守られています。そのため亀頭を露出した際の刺激に弱い点もデメリットです。パートナーとの相性によっては、性交時にお互いが満足できない結果に陥るかもしれません。

炎症を起こしやすい

細菌が繁殖しやすいため、炎症を起こしやすい点にも注意しなければなりません。特に「亀頭炎」や「包皮炎」は、包茎の方が特に発症させやすいトラブルです。陰毛を包皮の内側に巻き込んだ際に傷が付き、炎症を引き起こすケースも見られます。

性感染症になりやすい

付着したウイルスが排除されにくいことから、性感染症にかかるリスクも上がってしまいます。特に尖圭コンジローマなどは、ウイルスが原因で発生する性感染症です。性感染症は自分だけの問題ではなく、パートナーにうつすリスクもあるため注意しなければなりません。

尿が飛び散りやすい

包皮が尿の出口を覆うせいで、尿が飛び散りやすくなる点もデメリットです。狙った場所とは異なる方向に尿が飛んでしまうせいで、トイレの床掃除などに余計な手間がかかるかもしれません。

女性の膣炎を誘発する可能性がある

不衛生な状態で性交することにより、女性の膣炎を誘発する場合があることにも注意しなければなりません。そのほかも子宮頸がんのリスクを高める可能性も考えられます。パートナーの健康を守るためには、包茎治療を本格的に検討すべきでしょう。

コンプレックスになる

包茎は男性にとっての大きなコンプレックスになり得ます。人前で着替えたり、温泉に入ったりするときに羞恥心を感じる場合もあるでしょう。また「女性に嫌がられたらどうしよう」という思いから、パートナーの前で自信をもって裸になりにくいことも包茎のままで過ごすデメリットです。

包茎のメリット

仲のいいカップル

包茎には多くのデメリットがありますが、一方で以下のようなメリットもあります。

<包茎のメリット>

  • 感度が良い
  • 包茎を好む女性もいる

それぞれ詳しく解説します。

感度が良い

皮を剥いた際の亀頭は非常に敏感なため、感度が良い点はメリットです。男性が快楽を覚えやすいだけでなく、男性に気持ち良くなってもらえたことに喜びを覚える女性もいます。また疲れる前に性交を終えられることに魅力を感じる女性もいるため、包茎が必ずしもデメリットになるとは言えません。

包茎を好む女性もいる

包茎を好む女性もいます。パートナーとの相性が良く、そのほかのデメリットに関してもお互い問題ないならば、必ずしも包茎治療を行う必要はありません。中には性的嗜好として包茎を好む女性もいるため、治療の有無に悩んだ際は、まずパートナーに相談してみても良いでしょう。

カントン包茎のデメリット

カントン包茎とは、包皮口が狭いことが原因で皮を剥いた際に陰茎が締め付けられるタイプの包茎です。カントン包茎のデメリットをリストアップしましたので、ご覧ください。

<カントン包茎のデメリット>

  • 勃起した際に陰茎が包皮に締め付けられるため、強い痛みを感じやすい
  • 勃起時に陰茎がうっ血し、細胞が壊死する可能性がある
  • 軽い包茎(仮性包茎)と比べると皮を剥きにくく、性交しにくくなる

カントン包茎のデメリットで特に注意したいのは、陰茎のうっ血です。皮に締め付けられる時間が長いと、最悪の場合細胞が壊死する可能性があります。そこまでのトラブルには発展しなかったとしても、強く圧迫されるため痛みを感じやすく、性交しにくくなる点にも注意しなければなりません。

真正包茎のデメリット

真正包茎とは、平常時だけでなく勃起時にも皮が剥けないことから、亀頭を完全に露出できないタイプの包茎です。真正包茎のデメリットをリストアップしましたので、ご覧ください。

<真正包茎のデメリット>

  • 包皮と亀頭が癒着することがある
  • 刺激が伝わりにくいせいで射精しにくくなる
  • 恥垢が溜まりやすいせいで異臭が発生しやすい
  • 雑菌が溜まりやすいため炎症などのトラブルを起こしやすい

真正包茎は、痛みを感じやすい・射精しにくいといった問題が起こりやすく、性交に悪影響が及ぶ可能性がある点に注意しなければなりません。悪臭や炎症の原因となる場合も多く、亀頭の成長も阻害されやすいため、できるだけ早い段階での治療が望ましいと言えます。

まとめ

包茎には、いくつかデメリットがあります。臭いや早漏などのトラブルだけでなく、炎症を起こしやすいことやパートナーに性病をうつすリスクがあることなども包茎のデメリットです。特にカントン包茎や真正包茎の場合、大きなトラブルに発展する可能性もあるため、治療の検討をおすすめします。

銀座銀クリニックでは、男性のお悩みに寄り添った医療を提供したい理念のもと治療を行っています。当院の包茎治療は日帰りで行えるほか、2種類の麻酔を使うため痛みを極力抑えられる特徴があります。ご帰宅後に関しても、術後のフォローはすべて無償で対応しておりますので、どうぞご安心のうえ当院に包茎治療をお任せください。